ワイン&チーズ

第21回Wine & Cheese セミナー
講師 | 関口仁子(東京工業大学理学院物理学系) |
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タイトル | 三体核力~原子核物理の新しい物質観~ |
日時 | 令和6年7月1日(月)午後5時00分より |
場所 | セミナーハウス |
概要 | ポスター |
第20回Wine & Cheese セミナー
講師 | 一方井祐子(金沢大学人間社会研究域地域創造学系) |
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タイトル | 理系になぜ女性が少ないか – データから考える現状と課題 |
日時 | 令和5年9月11日(月)午後4時00分より |
場所 | 理学部5号館5階第4講義室(525号室) |
概要 | ポスター |
第19回Wine & Cheese セミナー
講師 | 橋本 幸士 教授(素粒子論研究室) |
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タイトル | ブラックホールと量子力学 |
日時 | 令和3年 7月30日(金)午後5時20分より |
場所 | Zoom |
概要 | ポスター |
第18回Wine & Cheese セミナー
講師 | 米澤進吾 准教授(固体量子物性) |
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タイトル | 超伝導の「分類学」 |
日時 | 令和3年 5月28日(金) 午後5時20分より |
場所 | Zoom |
概要 | ポスター |
第17回Wine & Cheese セミナー
講師 | 萩野浩一 教授(原子核理論) |
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タイトル | 超重元素の物理 ~原子核周期表と量子開放系~ |
日時 | 令和2年 11月27日(金) 午後4時30分より |
場所 | Zoom |
概要 | ポスター |
第16回Wine & Cheese セミナー
講師 | 中家 剛 教授(高エネルギー実験) 松田 祐司 教授(固体電子物性) |
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タイトル | ミューニュートリノビームからの電子ニュートリノ出現事象の発見(中家教授) 重い電子を2次元に閉じこめる(松田教授) |
日時 | 平成26年 1月7日(金) 午後4時50分より(中家教授) 同日 午後5時50分より(松田教授) |
場所 | 理学部5号館5階第4講義室(525号室) |
概要 | ポスター:中家教授、松田教授 ※ワインとチーズを食しての談話は【午後4時30分】から 理学部5号館【4階】の413号室で行ないます。こちらも奮って御参加下さい。 |
第15回Wine & Cheese セミナー
講師 | 杉本 茂樹 教授(素粒子理論(基研)) |
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タイトル | ホログラフィック双対と強い力 |
日時 | 平成26年10月31日(金) 午後5時30分より |
場所 | 理学部5号館5階第4講義室(525号室) |
概要 | ポスター ※ワインとチーズを食しての談話は【午後5時15分】から 理学部5号館【1階】のリフレッシュスペース(自動販売機があるところ)で行ないます。こちらも奮って御参加下さい。 |
第14回Wine & Cheese セミナー
講師 | John Doyle 教授(Harvard University, Department of Physics) |
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タイトル | Order of Magnitude Smaller Limit on the Electric Dipole Moment of the Electron |
日時 | 平成26年 6月27日(金) 午後5時30分より |
場所 | 理学部5号館5階第4講義室(525号室) |
概要 | ポスター ※ワインとチーズを食しての談話は【午後5時15分】から 理学部5号館【1階】のリフレッシュスペース(自動販売機があるところ)で行ないます。こちらも奮って御参加下さい。 |
第13回Wine & Cheese セミナー
講師 | 川上 則雄 教授(凝縮系理論) |
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タイトル | ハバードモデル 〜強相関系の物理〜 |
日時 | 平成23年 5月27日(金) 午後5時20分より |
場所 | 理学部5号館5階第4講義室(525号室) |
概要 |
ハバードモデルは、固体中で生じる金属・絶縁体転移や磁気転移などを説明するため1960年代に導入されたものである。この一見「簡単すぎるモデル」は、強磁性・反強磁性、フェルミ液体、モット転移、非従来型の超伝導などの多様な物理を記述し、強相関系の
「カノニカルモデル」の役割を担っている。
最近では強相関電子系に限らず冷却原子系における新奇現象の解析にも用いられている。ここでは、ハバードモデルにまつわる凝縮系物理の話題をいくつか紹介する。 ポスター ※ワインとチーズを食しての談話は【午後5時00分】から 理学部5号館【1階】のリフレッシュスペース(自動販売機があるところ)で行ないます。こちらも奮って御参加下さい。 |
第12回Wine & Cheese セミナー
講師 | 菅沼 秀夫 准教授(原子核理論・クォークハドロン) |
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タイトル | 「格子量子色力学で探るクォーク・ハドロン物理〜数百万重積分で解くルービック・キューブ的な強相関系」 |
日時 | 平成22年 7月30日(木) 午後5時00分より |
場所 | 理学部5号館5階第4講義室(525号室) |
概要 |
強い力の基礎理論である量子色力学(QCD)は、クォークとグルーオンからなる非可換なゲージ理論であり、その数学的解法には100万ドルの懸賞金がかけられている現代物理学の未解決難問の1つである。この理論の非可換性の難しさは、例えるならルービック・キューブの難しさと同様である。格子QCDは、この非可換な強相関系の数理を「数百万重積分」程度に簡単化し、スーパーコンピュータなどを用いて数値的に解く方法であり、この方向での研究は、ここ20年ほどで飛躍的に進展してきた。セミナーでは、格子QCDの物理を中心に、これまでと現状を簡単に紹介する。 ポスター ※ワインとチーズを食しての談話は【午後5時00分】から 理学部5号館【1階】のリフレッシュスペース(自動販売機があるところ)で行ないます。こちらも奮って御参加下さい。 |
第11回Wine & Cheese セミナー
講師 | 石田 憲二 教授(固体量子研究室) |
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タイトル | 「最近の超伝導研究」 |
日時 | 平成22年4月16日(金) 午後5時20分より |
場所 | 理学部5号館第4講義室 (525号室) |
概要 |
来年で発見100年を迎えようとしている超伝導現象。
しかし2008年の鉄系超伝導の発見のように、今世紀になって発見された
新超伝導体の中には今まで信じられていた通説を覆すものも少なくない。
本セミナーでは、最近話題となっている超伝導体を概説することにより、
最近の超伝導研究の現状について紹介したい。 ポスター ※ワインとチーズを食しての談話は【午後5時00分】から 理学部5号館【1階】のリフレッシュスペース(自動販売機があるところ)で行ないます。こちらも奮って御参加下さい。 |
第10回Wine & Cheese セミナー
講師 | 鶴 剛 准教授(宇宙線) |
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タイトル | 「私の星、宇宙のフィードバック」 |
日時 | 平成21年11月27日(金) 午後5時20分より |
場所 | 理学部5号館第4講義室 (525号室) |
概要 |
宇宙で最も重要な力は重力です。でもそれだけなら、天体は収縮するだけです。
恒星も銀河も誕生せず、何も無い空間にブラックホールだけが浮いている、
宇宙はそんな寂しい空間になったかもしれません。しかし実際には
(幸いな事に?)、ブラックホールや恒星の爆発が私たち人間を含む豊かな宇宙を
作り上げてきました。X線観測を中心に、その様子を紹介したいと思います。 ポスター ※ワインとチーズを食しての談話は【午後5時00分】から 1階のリフレッシュスペースにて |
第9回Wine & Cheese セミナー
講師 | 戸谷 友則 准教授(宇宙物理・理論) |
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タイトル | 「宇宙論: 三つのダークな話」 |
日時 | 平成19年 5月24日(木) 午後5時15分より |
場所 | 理学部5号館第4講義室 |
概要 |
宇宙論では今、三つの「ダーク○○○」がホットな話題となっています。一つは昔からの大問題である
「ダークマター」、一つは近年話題の「ダークエネルギー」、そしてもう一つは最遠方天体探査の
フロンティアである「ダークエイジ」です。今回は、これら興味深いトピックスの近況と我々のグループの
関連した研究とを、宇宙物理を専門としない方々を想定して基礎的なところから解説したいと思います。 ポスター |
第8回Wine & Cheese セミナー
講師 | 山本 潤 教授(ソフトマター) |
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タイトル | 「やわらかな階層構造と揺らぎ −等方フォトニック秩序−」 |
日時 | 平成18年10月27日(金) 午後5時15分より |
場所 | 理学部5号館第4講義室 |
概要 |
液晶・高分子・エマルジョン・タンパク質・ゲルなどの物質系は、固体と液体の
中間的な状態をとり、ソフトマターと総称される。これらソフトマターの最大の特徴は、
その名のごとく“柔らかさ”である。また、この“柔らかさ”の起源は、1つ1つの分子から
巨視的な構造まで、何段階にも渡るマルチスケールで、ヘテロな階層構造を持つことにある。
事実、究極のソフトマターと呼ぶべき生体構造中には、多くの階層的な液晶秩序を簡単に発見できる。
一方、柔らかなソフトマターでは、様々なスケールの内部自由度の揺らぎが存在し、
この運動が階層構造とダイナミクスを本質的に支配している。今回のW&Cセミナーでは、最近発見された、
局所的には対称性が破れて秩序が存在するにもかかわらず、巨視的には“完全に球形な等方性”
を回復する“等方フォトニック秩序”を中心にお話したい。 ポスター |
第7回Wine & Cheese セミナー
講師 | 齋藤 直人 助教授(原子核ハドロン) |
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タイトル | 「陽子のスピンの起源を探る」 |
日時 | 平成18年7月28日(金) 午後5時15分より |
場所 | 理学部5号館第4講義室 |
概要 |
長い間クォークのスピンの総和として考えられていた陽子のスピンに対する描像は、
精密測定の進展により変更を迫られている。とりわけ、我々が米国ブルックヘブン国立研究所に
実現した世界初の偏極陽子コライダーを用いた実験ではクォークを結び付けているグルーオンや、
それらを取り巻く反クォークを含む海クォークの寄与など、これまでに実現できなかった測定を行っている。
様々な物理現象に現れるスピンという量子数について、陽子のスピン構造という観点から考えてみたい。 ポスター |
第6回Wine & Cheese セミナー
講師 | 早川 尚男 助教授 (非平衡物理学) |
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タイトル | 「揺らぎと散逸」 |
日時 | 平成18年5月12日(金) 午後5時15分 |
場所 | 理学部5号館第4講義室 |
概要 |
統計的処理が可能な程度の自由度の多体系では熱力学極限では
見えない様々な面白い性質が見えてくる。例えばそういう系で成り立つ
揺らぎの定理ではエントロピー生成が負になる確率が有限であることを
如実に示している。例えばそうした系で、衝突をさせると反発
係数が1を大きく越える場合もある。その場合に散逸や熱をどう考えるかという
問題は新たな物理学を考える機会を与える。また熱揺
らぎが効かないマクロな粒子系である粉体では特異な流れ(レオロジー)を示す。
そういう問題をどう物理学によって理解するのかという一例をご紹介したい。 ポスター |
第5回Wine & Cheese セミナー
講師 | 西川 公一郎 教授 (高エネルギー実験) |
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タイトル | “Fifty years of neutrino. How many years to go?” |
日時 | 平成18年3月22日(水) 午後5時15分 |
場所 | 理学部5号館第4講義室 |
概要 |
ニュートリノ研究の(手前勝手な)Review と展望を行う。 ポスター |
備考 | 西川教授の仁科記念賞受賞と送別も兼ねてのセミナーです。 |
第4回Wine & Cheese セミナー
講師 | 川合 光 教授 (素粒子論) |
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タイトル | 時空と物質の統一理論 −弦理論の現状− |
日時 | 平成18年1月25日(水) 午後5時15分 |
場所 | 理学部5号館第4講義室 |
概要 |
時空と物質を統一的に記述する究極の理論として、超弦理論が注目を集めだしてから20年以上になる。
その間の発展と現状をレビューし、問題点と解決策を議論したい。 ポスター |
第3回Wine & Cheese セミナー
講師 | 八尾 誠 教授 (不規則系) |
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タイトル | ワインの涙 −濡れの物理− |
日時 | 平成17年12月9日(金) 午後5時15分 |
場所 | 理学部5号館第4講義室 |
概要 |
濡れは卑近な現象であるが、最近、物理学の新しい側面として注目されている。
本講演では、濡れの相転移の普遍性と、その破れについて、実験データを基にして議論する。 ポスター |
備考 | 八尾教授のCOE外国出張報告も兼ねてのセミナーです。 |
第2回Wine & Cheese セミナー
講師 | John Ellis (素粒子理論 − CERN ) |
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タイトル | Not the usual supersymmetry? |
日時 | 平成17年11月18日(水) 午後5時15分 |
場所 | 理学部5号館第4講義室 |
概要 |
Is supersymmetry really necessary? Could/should it be split?
Are there alternatives to the usual missing-energy signature for supersymmetry? ポスター |
第1回Wine & Cheese セミナー
講師 | 田中 耕一郎 教授 (光物性) |
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タイトル | 「光誘起相転移」−極端な非平衡条件下での相転移現象− |
日時 | 平成17年10月14日(金) 午後5時15分 |
場所 | 理学部5号館第4講義室 |
概要 |
最近、幾つかの物質系で可視光の照射下でマクロな物質系の特性が変化する現象−光誘起相転移が観測された。
これは、単なる光による熱の導入=温度上昇ではない。可視光の量子は常温の熱揺らぎのエネルギーの
数十倍の大きさをもっており、光誘起相転移現象は、熱揺らぎをこえる極端な非平衡条件下で引き起こされる。
協力現象であると位置づけられる。このような極端な非平衡条件下の相転移現象を系統的に記述する理論は、
いまのところ存在しない。電子系と格子系、時空間ダイナミックス、新しい秩序の生成など、
実験からわかってきた事実を提示し、問題点を明らかにしたい。 ポスター |